アスリートファッショニスタ

一生物と言える洋服、クラシックな洋服が大好きな大学生。物を大切にする素晴らしさ、大好きな洋服についてのことなどなどを発信していきたいと思います。アスリート+ファッショニスタ=アスリートファッショニスタ フリーで自由きままに更新して参ります。明治大学3年体育会競走部所属、専門種目:競歩

製品化されるまでの過程を知る。物を大切にしよう。

洋服好きなみなさんに向けて。

一緒に考えていただきたい内容です。

 

僕は現に消費者側の人間であり、生産に携わっている訳でもないし、その現場を目撃したわけでもございません。

 

そんな私にできることは、事実の紹介。

 

そしてこの事実を広めることでより多くの方々に知ってもらい、みなさんそれぞれの意見を持って頂くことの一助になることだと思います。

 

では本題に入ります。

 

みなさん普段、革製品を身にまといますか?

 

それらがどのように作られ、製品として出来上がっているかご存知ですか?

 

私たち消費者は知るべきです。

 

皮革の生産について。

 

その生産のされ方はご存知ですか?

 

この画像をご覧下さい。

f:id:harry_4040:20190202152734j:image

 

みなさんは生産方法は想像出来ると思いますが、いざ画像を見ると衝撃ですよね。

 

現にイギリスの屠殺場で働く人の記事を見つけました。

屠殺場で働く - VICE

 

牛はスタンガンで感電死させる。

その後肉を切り裂き、血抜きをする。

牛や豚のような大きな動物は全部の血を抜き切るのに4-5時間。

そしてはらわたを全て取り出す。

次に毛皮を剥ぎ、肉を小さく切り袋詰めにする。

(上記URL要約)

 

文字で見る分にはまだ良いですが、実際にその屠殺現場を目撃すると目を覆いたくなるような現実であることは間違いないと思います。

 

他にも、ダウンの原材料になる水鳥の羽毛の採取などの羽毛やファーの採取は目を覆いたくなるような事実ばかりです。

アニマルフリーファッションを選ぶ8つの理由 | NPO法人アニマルライツセンター 毛皮、動物実験、工場畜産、犬猫等の虐待的飼育をなくしエシカルな社会へ

 

調べていくと自分が知らなかった事実ばかり。

 

これらの事実を知ってもらい、これからどう生きていくべきか一緒に考えていきましょう。

 

僕は結論から言うと、これからも皮革製品を愛し続け、お肉もたくさん食べようと思います。

 

「あんだけ動物の加工の酷さに語っておいて何?」

 

と思うかもしれませんが、それが僕の主張です。

 

何故ならば、動物世界で生きているうちは、何かの命を頂きながら命を繋ぐことが本質的である。と考えるからです。

 

私たちは弱肉強食と言う、食う食われるの関係図から逃れられないのです。

 

そう、動物世界で生き長らえている内は。

 

よく「動物達を殺すのは悪だ。だから自分はベジタリアンになった。動物たちを利己的に殺して生きている人は悪だ」と言わんばかりの記事を見かけます。

 

が、僕が言いたいのは「たとえベジタリアンだとしても、貴方が住んでいる家も土地も、今踏みしめてるコンクリート舗装された道も元々は動物達が住む森林であり、それを私たちが焼き払い整地をし、できたものである」と。

 

私たちの生は何かの犠牲の上に成り立っているのだと、私は考えます。

 

ではそんな私たちは、何をするべきなのか?

 

無駄を省き、物を大切にする。ことだと思います。

 

1年間で捨てられる食料。捨てられる洋服の量をご存知でしょうか?

 

食べられるのに破棄される、いわゆる「食品ロス」は年間約632万トン

 

これをわかりやすく例えると、日本人の国民1人一人が毎日お茶碗1杯分のご飯を捨ててる計算です。

(引用元:もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

 

また洋服の廃棄量については、年間約100万トン

 

衣類1枚を300gとすると毎年33億着分捨てられている計算になります。

(  引用元:衣類廃棄量は年間約100万トン!アパレル業界が注目するリユースとは? - モデルプレス

 

このままで良いのでしょうか?

 

せっかく頂いた命。

 

それを無駄にして良いのでしょうか?

 

無駄に廃棄し、廃棄量を増やしていくこと自体が僕はだと思います。

 

今の時代ファストファッションが流行し、さらにトレンドが細分化されたせいで洋服の寿命が短くなってしまっているように感じます。

 

いわゆる使い捨て文化。

 

時代遅れだからもう着ない....

 

洋服をファッションと捉えると、廃れるものになってしまいます。

 

トレンドに左右されない普遍的な洋服。道具的な洋服。本当に自分が気に入った洋服。

 

そんな洋服たちと末永く付き合うことがいいのではないかと自分は思います。

 

そうなるとやはり、合成皮革よりも本革の方が長くいい付き合いができます。寿命も本革の方が長いですしね。

 

化学繊維よりも天然繊維の方が、経年変化しますし、味が出てより愛着が湧きます。

 

これは僕の経験則ですし、洋服好きなみなさんならわかってくださると思います。

 

動植物の命を頂いて生を繋いでる私たちは、その命に感謝し無駄なく消費するべきだ。

 

というのが私の主張でございます。

 

これからも洋服を大切にする素晴らしさ、靴磨きの楽しさ、などなどの発信をしていこうと思います。

 

今日の食事から、今日の買い物から、意識を変えていきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

是非みなさんの意見をお聞かせください。

 

コメントなどお待ちしております。