【Vasco】一生もののバッグ・革小物を
Vasco、というブランドをご存知でしょうか。
「旅の道具」というコンセプトのもとバッグ、革小物を製作するブランドであり、時を経ても輝きを失わないヘビービューティーなアイテムを創造するブランドです。
Tarock Tokyoで取り扱いがあり、そこでVascoの商品を目にした時から「これは本物だ!!これこそ僕がほんとうに欲しいものだ!!」
と、強く感動したのを覚えております。
そして受注生産のため夏に注文をし、約四か月待って届いたのですが、それがあまりにもよかったために今回レビューさせていただきます。
私が購入したのはレザーバックパック。
商品名は「Leather army rucksack tyapeⅡ」
【素材・付属品等】
表地:牛革(カウレザー、キップレザー)
ショルダー:牛革(カウレザー)
裏地:コットンキャンバス
付属品:真鍮金具、ファスナー
値段48000+税
デザインソースは1940年代のフランス軍のリュックサックだそうです。
デザインソースが軍ものな点もかなりツボ.....
ですがそれ以外にもみなさんに推したい点が三つありますので紹介してまいりたいと思います。
1・素材は日本産、かつ製作も日本
ここにVascoのブランドとしてのこだわりが詰め込まれています。
表の革は姫路産のレザー、ライニングのコットンはデニムの聖地の岡山県産の綿素材、さらには一つの商品を一人の職人が一貫してハンドメイドで作り上げるという抜かりのなさ。
さらに革の染色に至るまでも丘染めという伝統的な手法で職人による手染めが行われております。
正直昨今のアパレル業界でここまでこだわりぬいているブランドは他にはないと思います
とりあえずモノがいい。これは産地や製法から見て取れると思います。
2・長く使える堅牢さ
先ほど申した通りモノがいいために長く使える堅牢さを兼ね備えております。
さらには革を縫い合わせる際に使うミシンまで、最高級のパワーを誇る厚物用ミシンを用い、太番手の糸で頑丈に縫製される(公式サイト引用)
そのために縫い目も強いですのでほつれることはないでしょう。
またデザインもブランドのコンセプトにあるように普遍的なものをつくっていらっしゃるので飽きの来ないデザインとなっております。
また私のバッグの場合ショルダーには羊毛フェルトを用い肩の負担を軽減されるデザインとなっており、かなり快適です!!
まさに「旅の道具」のコンセプト通りのデザインだと思います。
3、経年変化による味が楽しみ
服オタクな私としては、一番求めてしまう部分です(笑)
Vascoも私の欲望に満足に応えてくれました。
まず私のバッグの素材は通称「茶芯レザー」と呼ばれるもので、使い始めは真っ黒なのですが、時を経るとブラウンがグラデーションのように出てくるという不思議な革素材です。
またそのブラウンの出方が味があって芸術的です....
経年変化記録は追ってブログに掲載してまいりたいと思います。
更に表地の革だけでなく、金属部分には「真鍮」とよばれる金属を用いているためにここも経年による味が出てきます。
黒くくすんで良いオーラが出てくるんですよ~(笑)
その経年変化の表情を出したいがために出かけるときはほぼ背負っております。(笑)
以上三点が私が思うVascoの良さでした。
Vascoは今の時代の流れに逆らう素晴らしいブランドだと思います。
今の時代はファストファッションが台頭してきて、どこか安くてデザインが良ければいい、長く使えることや質は二の次。使い捨て文化。な雰囲気を感じます。
僕はそんな雰囲気は大嫌いです。
良いものを長く使う。そして愛着を持てるものをみんなに持ってほしい。
洋服の本当の魅力についてもっと知ってもらいたい。
そんな想いでブログを綴っています。
ぶっちゃけVascoのようなこだわりぬかれた製品はいい値段します。
今回も税込みで5万弱と気軽に買える値段ではございません。
ですがその値段以上の価値があると確信しておりますし、本当に良いものを作っているブランドを知ってほしい。みんなにほんとうにいいものとは何かを実感してほしい。
だから紹介いたしました。
店頭で取り扱っているお店も都内にいくつかあります。
是非そのお店の近くを通った時には一度だけでも見ていただきい。
なぜ僕がここまで推すのかきっとわかっていただけると思います。
肌で感じ取ってほしい。そのこだわりを。その質を。
では最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考までに、、、
財布やトートバッグも出しております。
ここに載せているのはほんの一部ですが、参考になれば幸いです。
VascoHP